リリース:UZURIG 2.5.8

今回の更新では、arm_ik及びleg_ikモジュールの肘(膝)の制御方法のバリエーションが増えました。今まではアップベクタータイプの制御しかありませんでしたが、1軸の回転による制御方法が増えた形になります。これらの制御方法は、リグ生成後のアトリビュートで変更可能です。

その他、細かい修正点は以下に記載しました。

変更点

Module

  • arm_ik | leg_ik 第2ボーンの向きの制御をUPV(位置)とRoll(回転)で切り替え対応
  • arm_ik | leg_ik UPV用の補助線(NURBSカーブ)がワールド座標を参照していたので高速化のためローカル化
  • spline_ik mspline_ikにあるtip fk is no affectedと同じオプションを追加
 

Core

  • ルート骨に適用できないモジュールが存在したので修正
  • モジュール内のコードで使用されるvisibility_switcher関数の重ね掛けを許可
 

Setup Tool

  • Settings画面から設定できるPre/PostScriptをオンオフできるチェックボックスを追加
  • 特定の条件で再ビルド時に形状データが失われる問題の修正
  • 特定の条件で反転複製時に形状データが失われる問題の修正
 

ResetPose

  • ResetPoseでtxtyなどの個別のアトリビュートがロックされているときに動作しない問題の修正
 

Convert(joint to rig)

  • サンプルリグシーンV5でコンバートできない問題の修正

サンプルリグシーンの変更点

サンプルリグシーンのバージョンは v7 になりました。本バージョンで再ビルドしたリグシーンとなっています。

v3以前の古いサンプルリグシーンをUZURIG2の最新のバージョンで開こうとすると、プラグインのバージョンが異なることによって正しく開けない場合があります。v7のシーンをご利用ください。