今回のアップデートでは、UZURIGで頻繁に使われるSpaceSwitch機能のアクセシビリティ向上に貢献できました。使いやすさは非常に重要な要素なので、早期に改善できたことを嬉しく思っています。
この改善は、実際にご使用いただいた方からの貴重なフィードバックがきっかけとなりました。フィードバックをいただけることは非常にありがたく、今後もSpaceSwitchのさらなる改良を続けていく予定です。
今回で3回目となるマンスリーアップデートですが、バージョン番号の付け方に関して疑問を持たれている方もいるかもしれません。例えば今回のバージョン「2.3.3」を例にとると、最初の「2」はUZURIG2の「2」であることは明確です。
問題は、2つ目と3つ目の「3」の意味です。一般的に3つの数字がある場合は、左から「メジャーバージョン」「マイナーバージョン」「パッチバージョン」となることが多いですが、UZURIGの場合は以下のように意味付けしています。
- メジャーバージョン
- プラグインバージョン
- スクリプトバージョン
ビルドしたリグがどのプラグインバージョンおよびスクリプトバージョンで生成されたかは、将来的に非常に重要な情報となります。現在はプラグインバージョンとスクリプトバージョンは一致していますが、将来的にはずれることが予想されます。これは、プラグインのみの更新やスクリプトのみの更新が発生するためです。
なお、このバージョン番号の考え方は実験的な側面も大きく、他の案件等でこのような運用を行うことは非常にまれです。